しおじのめもちょう

でざいんの片隅の方

デザインペイントソフトなどの使い方についてメモしていきます

【iPad版 Affinity Designer】ジオメトリの使い方

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shioaji78.hatenablog.com

 

イラストレーターでいうとパスフェインダのことです。

ジオメトリってなんだ?と思い調べると

幾何学という意味だそうですね。

 

複数のオブジェクトを組み合わせて

複雑な図形を簡単に作ることができます。

図形ツールが豊富なアフィニティデザイナーですが

これを使うとさらに図形を増やすことができるのです。

 

 

 

 

追加

まずは円としかくのオブジェクトを準備しました。

こちらの図形を合体させたいと思います。

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上のバーに「・・・」があります。

こちらは編集と言います。

押すとたくさんの項目が出てきて、

左の列の下に「ジオメトリ」のコーナーがあります。

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その中の一番上「追加」をタップすると

まるとしかくが合体されました。

色は背面にあったまるの緑が適用されましたね。

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これを含め全5種類あります。

・追加

・減算

・交差

・分割

排他的論理和

 

 

減算

背面のオブジェクトが前面のオブジェクトで型を抜かれます。

しかくがなくなり、しかくがと被っていた部分も削られます。

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交差

オブジェクトの重なっている部分のみ残ります。

こちらも背面にいたまるの緑が適用されました。

重なっている部分がないとこちらは使うことができません。

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分割

重なった部分を全て分割します。

分割すると全てのレイヤーが分かれます。

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排他的論理和

オブジェクトの重なっている部分を消します。

交差の逆です。

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実践

花を作ろうと思います。

まずは涙のオブジェクトを作成しました。

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これを複製させます。

ドキュメントから複製すると

オブジェクトの真上に複製されます。

増えているかレイヤーで確認してみてください。

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青のボックスで回転させると中心からの回転しかできません。

真ん中上を軸にして回転させたいので

変形スタジオを開きます。

アンカーを真ん中上の□をタップし、

回転の数値を30にすると

このように回転してくれます。

涙の先端部分を軸に30度回転しました。

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この後「ドキュメント」の「複製」で

10回複製するとこうなります。

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なんと、30度回転をしながら複製してくれるのです。

これは便利ですよね。

普通であれば複製するとまたオブジェクトが真上に複製、

30度回転させるという面倒な動作をしなくてはなりません。

これは本当に嬉しいです。

アフィニティさん優秀です。

Affinity Designer

Affinity Designer

  • Serif Labs
  • グラフィック/デザイン
  • ¥2,440

  

そしてオブジェクトを全選択し、

排他的論理和を行って真ん中に円のオブジェクトをおくと

このようなお花ができました。

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いかがだったでしょうか。

アフィニティデザイナーのこと少しでも

知っていただきたいのでこれからも

どんどんご紹介していきたいと思います。

ご覧いただきありがとうございました。