しおじのめもちょう

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小学生向けの偉人の本を読んでみた。

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幼稚園の時は絵本を読まず絵ばっかり描いて、

小学校の時は図書室で本を借りず、

中学生の時は読書タイムでただじっと本を見つめて、

高校の時は書籍が映画化したものを見て読書感想文を書いていました。

圧倒的集中力のなさ、活字が嫌いでした。

 

書店に勤めて2年が過ぎた頃に

やっと本を読み始めました。

初めて1冊全部読めたのは湊かなえさんの「望郷」です。

湊さん原作のドラマ(夜行観覧車やリバース)が好きだったので

まだ見たことのないものを選びました。

内容はほとんど忘れてしまったのですが、

ただただいじめのシーンがすごくて

こちらまで吐き気がするほど。

伝え方ってすごい…

 

 

今回読んだのは「失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!」

小学生向けの本です。

日本、外国の偉人含めて全部で24組みの失敗談があります。

 

例えば

・ココシャネル=「イケてない」と言われる。

与謝野晶子=正直すぎて炎上。

ベートーヴェン=「助けてくれ」と言えない。

アインシュタイン=得意なこと以外まるでダメ。

・ノーベル=ナイーブすぎ。

などなど

正直この方達って名前は知ってるんだけど何やった人か

詳しくまでは知らないな。というのばかり。

 

二宮尊徳二宮金次郎)について興味深かったので軽く紹介します。

あのよく学校に像が建てられている人ですよね。

私の小学校にもありました。

 

12歳のときに体の弱い父に代わり働きに出るんですが

当然、周りの大人よりも仕事ができません。

金次郎は夜にわらじを作って村人に配ります。

「自分ができることを考えてカバーできる」という能力があります。

お小遣いをため、「根を張れば土が崩れにくい」と考え200本の木を植えました。

12歳?

私が12のときなんて早く帰って

ポケモンしたいしか考えてなかったぞ…

その他にも一人一人の力をどう生かすか考えたり、

農村復興をしたりしますが省略

とにかく知識と知恵がすごい。

 

失敗【逃げる】

それは最初に復興に取り組んだ村で起こります。

村を治める武士に「復興まで税金を安くして欲しい」と申し出ます。

が、武士に嫌われている金次郎は反対されました。

農作物が増えれば国に入る税金も増えると考えていたのに!

武士側についた農民も働かなくなります。

ひどい。

耐えきれなくなった金次郎は村から逃げ

心を落ち着かせるために何を思ったか

21日間「断食」します。

 

自分と向かい続けた結果

世の中には絶対の悪人善人はいない。

すべては自分が作り出したものだ。

自分の心がその人を「悪」と思ってしまえば

その気持ちは相手に伝わる。

伝わってしまえば相手も自分を嫌いになる。

それだけのことだ。

深い…メモメモ

 

怖いものがなくなった金次郎は村に戻り、

嫌いだった人とも普通に話せるようになりました。

金次郎を嫌っていた人は自分を恥じ、邪魔する者はいなくなったそうな。

 

その後600以上の村を復興させました。

すごい。(語彙力)

 

この本一通り読みましたが、

大きなことやった人ほど失敗も経験している。

特にケンタッキーのカーネルサンダースが凄かったです。

 

私は失敗が怖いのでやらなくて後悔したことばかり…

小学生の時にこんな本を読んでいたらなーと思いました。

興味あるものがマジでなかったのが問題でしたね…

 

この本はコミカルな絵で小学生向けなので文章も易しいです。

わかりやすいのでさくっと読めました。

また小学生向け本読んでみます。